いね

いね
I
いね【伊根】
京都府北部, 与謝郡の町。 丹後半島の先端に位置し, 海岸沿いに小漁港が多い。 舟屋で知られる。
II
いね【稲】
イネ科の一年草。 東南アジア原産。 水稲(スイトウ)と陸稲(リクトウ)(おかぼ)とがあり, 水田に栽培される水稲が主であるが, まれに陸稲が畑で栽培される。 日本では縄文時代後期には栽培されていたとされ, 農業上最も重要な作物。 高さ1メートル前後, 葉は線形で互生する。 夏から秋の頃, 茎頂に多数の小穂からなる花穂をつける。 穎果(エイカ)を脱穀したものが米である。 多数の栽培品種がある。 成熟時期により, 早稲(ワセ)・中稲(ナカテ)・晩稲(オクテ)に, またデンプンの質により, 糯(モチ)と粳(ウルチ)に分ける。 ﹝季﹞秋。
~挙(ア)・ぐ
〔正月に「寝(イ)ぬ(=寝ル)」という言葉を忌み避けて「稲積む」といったことから〕
正月に, 起きることをいった語。
~積(ツ)・む
正月に用いた「寝(イ)ぬ(=寝ル)」の忌み言葉。
→ 稲挙ぐ

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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